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新卒で一般企業に入社後、半年で退職した男性が田舎移住して思い出した“楽しく生きる”ということ

<新田玲悟(にった りょうご)>

1994年生まれ 埼玉県所沢市出身

サッカー歴19年。ドイツへのサッカー留学を経て大学卒業後、2017年4月に医療系の人材紹介の会社に入社。半年間勤めるも、メンタルをやられて退社する。その後、11月に金谷で開催された田舎フリーランス養成講座(以下いなフリ)に参加しそのまま金谷に移住。料理、お笑いが好き。

 

移住者支援プログラムの応募動機

 

―今日はよろしくお願いします。早速ですが、新田さんがこのプログラムに参加した理由を教えていただけますか?

 

新田さん:去年の11月に開催された田舎フリーランス養成講座(以下いなフリ)で金谷に来て3週目くらいに移住したいと思うようになりました。でも自分にはスキルが何もなかったので、金谷に残るための良い方法がないかな、と考えていた時にこのプログラムを紹介していただき、すぐに応募しました。

 

―もともと埼玉のご実家暮らしだったんですよね?実家に帰らず、移住を決めた大きな理由はなんでしょうか?

 

新田さん:会社を辞めて思い切って金谷にきて、大きく環境を変えたんです。自分の中でも大きな変化があったし、「このまま実家に戻ったらまた同じ人生になるんじゃないか」と思いました。自分にはなまけ癖あるので、実家だと甘えてしまいそうでしたし。それに、もともと田舎が好きで人混みが嫌いなので、ゆったりした生活がしたかったんです。だから自分にはちょうど合っていたんだと思います。

 

大きな変化。移住前と今で変わったこと

移住者支援プログラム 新田さん 焼き芋
金谷にきて“楽しい”と感じる気持ちを取り戻したという

 

―大きな変化とはなんですか?

 

新田さん:「大学を卒業したらもう人生に楽しいことは何もない」と思っていたんです(笑)実際に会社で働いていた間も、毎日同じことの繰り返しで「何やっているんだろう」と思っていました。そんな中で、いなフリに参加して、いろいろな価値観の人と出会えました。そういった人たちの影響を受け、自分も楽しく生きていける気がして前向きに考えが変わったんです。会社で毎日楽しくないことをやっているのが耐えられず、メンタルが死んでいった僕も、ここに来て“楽しい”と感じる気持ちを取り戻せました。理由はないけど今は毎日が楽しいんです。これから起きることに楽しみと期待があります。

 

―それは大きな変化ですね。どんな人たちに囲まれて過ごすか。これはとても大切なことだと思います。

 

新田さんにとっての移住してからの5か月間

 

―では実際にフィッシュで働かれて3か月目、移住して5か月。お仕事はいかがですか?

 

新田さん:レストラン内での厨房で働いています。料理を作るのが好きなので毎日楽しいですし、会社員時代よりストレスなくやっています。他の従業員の方も面白くて優しい人たちばかりです。

 

―勤務日以外の週4日は何をされているんですか?

 

新田さん:疲れを残さないために1日、2日はゆっくり休んでいます。残り2日はいなフリの時にもらった仕事でライティングをやるなどしています。

 

―金谷に来て5か月経ちますが新田さんにとってどんな5か月でしたか?

 

新田さん:いなフリが終わって一旦実家に帰った時に、環境の違いに衝撃をうけたんです。今まで23年間もそこで過ごしてきたとは思えないくらい、「金谷に帰る」という感覚があって「金谷に帰りたい」と思ったんです。それが自分の中でも衝撃的でした。それだけ魅力が多い所だし、実際に自分は毎日幸せに楽しく暮らしています。

 

このプログラムの自分に合っているところ

移住者支援プログラム レストラン “the Fish”
新田さんが働くレストラン「the Fish」 絶好のロケーションで地元海鮮料理が楽しめる

 

―このプログラムの自分に合っているな、と思うところはどんな部分でしょうか?

 

新田さん:まず、週3勤務でシフトなども柔軟に対応してくれるところですね。今後フリーランスとしてもやっていくために、ある程度時間の自由が利くのはとてもありがたいです。厨房で働きたいという希望も通してもらえて、大事にされていると感じます。このプログラムがなかったら金谷に残ることができなかったし、本当に感謝しています。

 

今後の展望

移住者支援プログラム 新田さん 金谷の畑
地元の仲間と畑の開墾。都心では出来なかった様々な挑戦をしている。

 

―まだ移住して間もないですが、今後のプランなどがあれば教えてください。

 

新田さん:自然が豊かなところが好きで、協力隊や地方創生に興味もあるので、地方の活性化をしていくことに関心があります。その為にも金谷でいろいろなことを吸収し、スキルアップして成長したいと思っています。大きな影響の与えられる人間になって金谷みたいな所を増やしていければと思っています。具体的なビジョンはまだこれから考えていきますが、とにかく自分はいろいろなことに興味があるので、面白いと思うことには飛びついて、とにかく試してみて、楽しく人生を送ることができたらいいと思っています。

 

金谷の町について

移住者支援プログラム 新田さん ピザ焼き
移住者仲間とは適度な距離感で支え合い、刺激し合い、楽しめる環境がある

 

―金谷はどんなところですか?

 

新田さん:埼玉県出身で23年間周りに海がない場所で過ごしていたので、海に対するあこがれが強かったんです。ここは歩いて数分で海に行けるし、自分は魚が一番好きだから、「もう、何もいらない」ってくらい嬉しい場所です。あと、埼玉に比べて暖かいのも嬉しいです。それに自分はぶっ飛んだ人が大好きなんですが、ここにはそういう意味でも面白い人が沢山います。みんな他人の事をいい距離感で否定もしないし、遊ぶ時は遊んでくれるし居心地のいい環境です。

 

―シェアハウスは快適ですか?

 

新田さん:自分はアパートに住んでいますが、きれいなところだし同居人も面白くて楽しく過ごしています。

移住者支援プログラム検討中の方へメッセージ

 

―プログラム参加を迷っている人に一言お願いします。

 

新田さん:会社員時代、自分は壊れそうでした。日本中に僕みたいな人は沢山いると思うんです。そんな人たちに自分のことを大事にしてほしい。僕はあの時勢いで会社を辞めて、思い切って行動をして、今幸せに過ごしています。もし今の生活に違和感があるのであれば自分の感覚を大切にして、考えるよりとにかく行動してみるのがいいのかなって思います。僕は人見知りで、臆病でいつも頭でばかり考えていました。そんな僕がここに来たのは直感でしかありません。情報が多すぎる世の中だからこそ、自分の直感に従うのも悪くないのかなって思うんです。

 

自分はずっとサッカーをやってきたし、ボールを蹴っているときに自分のホームに戻れるという感覚があります。サッカーがあるのが生きていく支えです。誰にでもそういった“夢中になれるもの、自分に戻れるもの”があると思うんです。もし、まだそれが見つからず苦しんでいる人がいるのであれば、金谷に来て探すのもいいと思います。今後、この町に沢山の人が来てほしいなって思います。もし悩んでいるなら、重く考えずにとにかく来てみちゃってください。人生、難しく考えない方が楽しく幸せに生きられるんじゃないかな。うまく伝えられなくてすみません。

 

後記

生きるテーマとして“笑いのない1日は無駄な一日”だと思う。という新田さん。チャップリンの名言らしい。「自分は笑っていたいし、自分と関わってくれた人を笑わせたい。楽しく過ごすことが人間としての幸せ。そうすれば世界平和も訪れると思う。」と笑顔で話す彼を見て、彼が偶然にもいなフリという講座を見つけ、金谷を訪れ、ここにいる人々と出会い、移住を決め、今ココにいてくれることをとてつもなく嬉しく感じる。つぶれそうだった彼をここに導いてくれた“何か”に「ありがとう」と言いたくなるのだ。それほどに彼は今笑顔にあふれていて、満たされていて、とても幸せなんだと伝わってくる。彼の言うようにそういう人がどんどん増え、この街が“笑い”で溢れている光景を筆者も強く想い描くのである。

 

[取材・文] Rinco

[撮影協力] 廣田賢司 マツヤマカンキ

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